本州横断敗退記 1 (横浜〜信濃大町)

日 程:1994年9月23日(祝) 雨のち晴れ
ルート:横浜〜甲府〜松本〜信濃大町
走行距離:268km
所 要:17時間

旧道の笹子峠付近。R20のトンネルが恐くてわざわざ迂回。 白州にあるサントリーの工場。遠くに南アルプスが見える。

喉も痛く、天気も今イチだったが、もうすぐ三人目の子供が生まれ、そうなるとまた出かけるチャンチがなくなると思い、ディパック一つで耐久ランに出た。
 走り出してまもなく雨が降りだし、気が滅入るが、やがて天気は好転。何となく日本海まで行ける気がした。
 今回、一番の難関であるR20号の笹子トンネルは自転車で端を通るにはあまりにも恐ろしいところだ。迷った末、旧道の笹子峠越えをするが、覚悟して登ったせいか、それほど苦ではなかった。
勝沼、甲府とぶどう園が点在する広い道路を快適に進む。
 その先、富士見峠までの道はタラタラとした登りが延々と続き、尻や肩がいいかげん痛くなってくる。
 西日の射し始めた諏訪湖で小休止。すでに時間的には相当遅れ、今日中に帰らなければならないことを考えると日本海まではとても無理に思えてきた。夕暮れの塩尻峠を越え、爽快なダウンヒルで一気に松本へ。
 ついに夜となった。交通量が途端に減った街灯の少ない真っ暗な道をひたすら気力だけでペダルをこぐ。
 オレは一体何をやっているのだろう。自分のやっていることが次第に馬鹿げたことのように思えてきた。女房に電話をし、無人駅でビバークして翌日続行も考えたが、体力的にも精神的にも今の自分にはこのへんが限界だった。
 自分の気持ちにふんぎりをつけ、信濃大町でリタイヤ。目指す日本海まではあと約80kmの距離だった。

[参考タイム]
 
横 浜    4:30
 橋 本    6:00
 大 月    9:30
 笹子峠   11:00
 甲 府   12:00
 富士見峠 15:30
 諏訪湖   16:30
 塩尻峠   17:50
 松 本   19:00
 信濃大町 21:40

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